マドラス日記 '02/09
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2002年9月15日

 今日はRamya Krishnanの誕生日。さっそくオートでRamya邸へと向かう。何度か来ているのでセキュリティにも顔を覚えられていた(笑)
今日は偶然にも自宅に居るらしく、応接間に通される。その応接間には慎ましやかに誕生日を祝うステッカーが貼られていた。

 しばらくするとTシャツにスカート姿、しかもほとんどお化粧もしてない素っぴんのRamya姉さん登場!

プレゼントを渡すと大笑い。
「去年、写真をプレゼントしてくれたのは…」
「あ!それ、私です!」

←Ramya姉さんが大受けしたプレゼントがこれ

 「Babaには2分くらいしか出て無いわよ」とRamya姉さん。

写真で見るとえらく老けて見えてちゃって損してますが、実際に逢うともっと若々しいです。

 Ramya邸を後にしてセンディル、ランバ邸へと向かうが、ことごとく不在。

エグモア駅近くのAlbert映画館へ行く事にする。Albertでは「Baba」が上映されているのだ。

 「Baba」が転けたと言っても大看板は、あちらこちらにある。
さすがラジニサー金の掛け方が並みの映画とは違う。

 リクシャーワーラーに「ラジニのでかい看板があるよ」と連れて来られた。場所はSathyam映画館の駐車場裏。これは…特大だぁ〜。
20m以上はあるな。

そしてやって来たAlbert映画館。

 駐車場にあったポスター。15という事は公開時のものか?


 看板の写真を撮っていると映画館の中へ入れと言われ、急遽「Baba」を見る事に…。すでに始まっていて、もうすぐインターミッションか?という時間だ。本音を言えば最初から見たかった…。でも、只だし、ま、いいか(笑)
真っ暗な映画館の中。目が慣れて来てようやく館内の様子が判るようになった。
客は…少ない。日曜日のヌーンショーだとこんなものなのか?

 肝心の「Baba」は…よく判らん…一体、この映画は何?日本人はいらないんじゃ…?マニーシャは何役?セカンドヒロインのサンガビにいたっては出てたっけ?
一番盛り上がっていたのがニーランバリ事Ramya姉さん登場シーンとは…喜んでいいのか?う〜ん、やっぱり最初から見ないとよく判らん。でも、日本で公開してもヒットしそうも無い事だけは判った。

 映画の後、アショカさんの家に行く。滅多に映画を見ないアショカさんだが、「Baba」は一昨日、見たそうだ。
そのアショカさん曰く「Babaはインド人には難しすぎました」
なんとなく納得できる言葉だ。

「インド映画は日本で人気がありますか?」「いいえ、ありません。多くのインド人はムトゥが大ヒットして、日本中の人がラジニファンだと思っているかもしれませんが、すでにラジニを覚えている人は少ないと思います」「Babaは日本でヒットしそうですか?」「無理でしょう。でもうまく宣伝すれば新しい客層を獲得できるかもしれません。」

 その後、アショカさんの運転する車で、「Veera」をやっているかもしれない映画館Nageshに行って上映されているか確認する。残念ながら「Veera」の上映は終わっていて「Gemini」に変っていた。映画館で、それも本場チェンナイで「Veera」が見られると思ったのに…全く持って残念だ。

 夕方、アショカさんとDevi映画館に「Ivan」を見に行く。今日見ておけば明日Meenaさんに逢った時に話題に出来る。
Deviは4つのスクリーンを持つ大きな映画館だが、すでに公開から30日近く立った「Ivan」は、小さなスクリーンのDevi Balaでの上映になっていた。上映の30分前だというのにチケットは売り切れ。アショカさんに因ると日曜日はこうなのだと言う。
ダフ屋のおばさんが「Ivanのチケット有るよ」と売り歩いている。なんでも映画館がチケットを高く売るためにダフ屋に横流ししているのだとか。結局、定価の2倍の金額を払って見る事になってしまった。上映間際になれば値下がりするらしいが…

Deviの駐車場にある看板
 「Ivan」は、疲れて居たのかウトウトしながらの観賞となってしまった。久しぶりのMeena出演作だと言うのに…。
「Ivan」でのMeenaさんは、それはそれはキュートだった。なにしろチランジーヴィ主演でMeenaさん自身もヒロインとして出演している「Mutta Maistry」の歌を唄ったり、Partibhanに下唇を摘まれたりしちゃっているのだ。ちょっと古めのテルグ語映画ではよく見たが、タミル語映画では珍しい弾けた女の子役だ。ミュージカルシーンではとんでもない衣装を着ているし。
アショカさんはMeenaさんのテルグ語がとても綺麗な発音だったらしく、感心していた。
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