2002年5月3日
ラジニ邸。昨日、夜中に戻ると言われていたので来てみた。しかし、キャンパコラに撮影にいったと言う。う〜ん、どこまで本当なのか怪しいものだ。
キャンパコラへ行くのは止めにして、ポリスステーションへと向かう。カメラの盗難証明書をもらうためだ。盗まれた日にホテルの近くのポリスステーションに行ったのだが、管轄が違うと言われ貰えなかった。Saligramamにあるポリスステーションに行く。ところが、ここも管轄が違うと言う。2キロほど南にあるKK
Nagarにあるポリスステーションを教えてもらい、向かう。ここでも管轄が…といわれるが、このままたらい回しにされてはかなわないので、粘り、作ってもらう事が出来た。お茶をだしてくれたり、雑談をしたりフレンドリーなのはいいが仕事が鈍い。同じ文章を2度書いてコピーまでしたのに、また別の紙に書き写してたりしている。しかも、その書いている人に話し掛ける人がいて、そのたびに手が止まるのだ。結局、証明書を貰うのに午前中一杯掛かってしまった。
昼食後、近くの映画館KomaraにVjayの「Tamizhan」を見に行く。インド人が並んでいる中、チケットを買いに走ったら、T氏から「よく買えますね」と言われた。「慣れです、慣れ(笑)」
KomaraにおいてのVijay映画の盛り上がりは凄い。前回の「Shajahan」の時も盛り上がっていたが、今回はVijay登場と共に紙吹雪が舞った!口笛もピューピューと鳴っている。新米弁護士のVijayが市民の苦しみを解決していくという共感を得やすいストーリーのためか?
この映画の中に、個人的に嬉しい人を発見した。実は最近Revathiさんと言う女優さんが気になっていたのだが、Vijayの義理の姉役で出演していたのだ。(たぶん30歳代後半か?かわいらしいおばさんになっていた)彼女はRajiniやHasanなどの大物とも共演しており、最近は監督も手掛けるようになったらしい。
梵漢の中村さんいわく「たっぱのないミーナ」だとか。(これで私の嗜好がバレたような気がする…)
その彼女、映画の後半でとんでもなくショッキングな殺され方をするのだが、何故かここで盛り上がっていた。何故?よくわかん。
ラストでも紙吹雪が舞い、ハイテンションな映画観賞は幕を閉じた。やはり、これくらい盛り上がらないとタミル語映画を見たという気がしない。
映画の後、すぐ近くにあるサイナ・ビデオ・ビジョンへミーナのマラヤーラム語映画の新作VCDでも無いかと見に行く。いつものお姉さんが「あら、元気?」と迎えてくれた。こんなところに買いに来る日本人は私くらいなので、印象深いのだろう。調べておいたリストを見せるが、ほとんどリリースされていないようだ。このお姉さん、必ず「ラージビデオは知っている?」とラージ・ビデオ・ビジョンを勧める。でも、あのお店は好きじゃ無いのだなぁ。あのショップの親父さんは「いらない」と言っているのにあれやこれを勧めてきて鬱陶しいのだ。
お姉さんに「明日の夕方来て」と言われて店を出る。明日になれば何か入荷するのかな?
2002年5月4日
いよいよ今日はミーナさんのミュージカルシーンが見られる日だ。しかも、今夜、帰国するので、最終日となる。
朝、アショカさんの家に寄ってみる。アショカさんはまだ出張から戻っていない。チェラさんが「お茶でも」と言ってくれたのを「これからミーナのミュージカルシーンの撮影を見に行くので時間が無いんです」と言って断る。チェラさんは「凄い」と喜んでくれた。「日本に帰ったらアショカさんにメールします」
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