南インド マドラス日記 3

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'00.09.01

早朝、チェンナイ空港を見下ろせる高台のキリスト教会へと行きました。先に見えるのがチェンナイ空港です。

遮るものがないので遥か先まで展望出来ます。お天気がよくてよかった。ただ、わたしの心は晴れていません。meenaさんのロケ先まで行こうか迷っていたのでした。車で往復7時間。本気で行こうかとも思ましたが、ロケしている場所が確実に解ってるわけでも無いので諦めるしかありませんでした。meenaママは向こうのマネージャーに連絡を取っておいてくれると言ってくれましたが、そのmeenaママと連絡がとれません。果たして誕生日プレゼントを渡す事ができるのでしょうか?

駐車場で空手の練習をしているキッズを発見。

写真を撮らせてと言うと先生に聞いてみない駄目だって。

ちなみに空手着には「沖縄空手」と書かれていました。

びろろろろ〜〜〜んと枝元から根が伸びている樹木。珍しい木だそうな。

こういう何気ないデザインが好きなんだよね。で、ついつい写真を撮ってしまう。

使われていないのか寂れたお店。消えかけている看板が寂し気。
朝食はラジニカーントが経営しているホテル「Arunachala」脇のファースト・フードなお店。出される水はミネラル・ウォーターなので飲んでも大丈夫。
写真を撮っていると俺も撮ってと「Arunachala」の警備員さんが。

こちらはリクシャーの運ちゃん。

直立不動な姿勢がいいね。

その後、秘密の場所へ。

この下が秘密の場所。

ここではなんと映画の撮影風景を写した写真が購入できるのだ。ネガ状態のものがアルバムになっていて、そこから自分で好きなカットを選べるようになっている。ただ見ているのがネガの大きさなのでボケていたりブレていたりしても素人目にはわかりません。勘で選ぶしかないのでした。ここではこれから公開されるハッサン主演の「Tenali」のポスター用元写真が製本されていて置いてあったので見せてもらっちゃいました。meenaさんはヒロイン役ではないので余り登場していませんでしたが。映画が公開されたら売ってくれるとの事でした。

その時ラジニファンクラブから連絡が。映画館が確保出来て「パダヤッパ」が見られることになったそう。

映画までの時間はひとりでぷらぷらとLife Styleまで歩いてお買い物。これはその途中の郵便局。インドの郵便事情は悪く、日本から送ったものが届かないことがしばしば。インドから日本へ送るのは比較的大丈夫みたいだけど。
一年前にもあったような〜。スクーターにまたがって大きく両腕を広げたシャールク。上に黒く見えているのは一年前には無かった陸橋。
やって来ました映画館。貸しきりです。でもお金は自分達で払います。確か3千ルピー。実際はおまけしてくれて2千7百ルピーだったみたい。おつりはチップとして置いてきちゃいました。

座席数は100くらい。キネカ大森より大きい映画館が1万円以下で借りられるなんて…。

スクリーンはこんな感じ。

「パダヤッパ」は相当に地方を廻って来たのでしょう物凄い雨の嵐。しかもラジニが酔っぱらって歌うシーンのフィルムが1本丸まるカットされていました。どうも酔っぱらうラジニは印象が悪いとファンクラブの方で抜いたらしい。(ラジニ本人はお酒が好きらしいが(笑))もしくは地方を廻っているうちに無くなったのでないか?との事。ちょっと冷房が効き過ぎていて寒かったけれど貸しきりで映画を見られるなんて…。出来れば現地の人達と一緒にワーワー叫びながら見たかったなぁ。少人数では寂しいのなんの。と、文句を言いながら「パダヤッパ」をみている時間にSUN TVではmeenaさんのインタビュー番組が放送されていたのでした!見のがしてしまったのでSUN TVにビデオをくれ〜と乗り込みました。しかし、おりしも今日はお祭り。担当者が明日にならないと出社しないので、明日10時に出直してくれだって。

今日はお祭りなのでお寺へ御参りに行きました。さぞかし凄い人でだろうと予想していたのに物の見事に大はずれ。普段の昼間の方が多いのではないだろうか?脇の舞台では小学5、6年生くらいの女の子が踊りを披露していました。娘の晴れ姿を心配そうに、でも自慢げに見守っている御両親が面白かった。
お寺の中まで入ったらヒンドゥ教徒でない者はダメだとおじさんに叱られちゃいました。

昼間は足の裏を鍛えてない日本人には辛い石畳も夜なら平気。御存じだとは思いますがお寺は土足厳禁なのです。入り口に靴を預かってくれる所があるのでそこに預けましょう。有料ですけどね。

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